テディベアは夜笑う

ムービー

ストーリー

「ちょっ置いてくなよ! お前人の心ないんか!?」「テディベアのおれに 人の心なんてあるわけないやろ‼」イケメンに化けるクマのぬいぐるみ×怪異に好かれる関西弁男子が贈る、抱腹絶倒ホラーコメディ!

ある日フリーマーケットで古びたクマのぬいぐるみを手に入れた、一人暮らしの大学生・はやと隼人。
そのぬいぐるみ・テリーは、「イケメンに化け、人の言葉を話す」謎の存在だった。 しかし、そのことで何か害があるわけでもないため、ちょうどいい話し相手ができたとばかりに
隼人はテリーと仲良くルームシェア(?)を始めるのだが……。

心霊スポットに肝試しに行って霊に遭遇したことを皮切りに、
近所のお弁当屋さん・一泊二日の温泉旅行先・お隣さんのスマホにかかってきた電話……と、
ありとあらゆるところで怪異と出くわす羽目になる二人。

迫りくる霊から逃げまどい、時には死に物狂いの「物理攻撃」で撃破する。
ある意味最強(?)のバディとなった二人だが、
テリーには、隼人の知らない「最恐の怪異」としての一面があった。

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キャラクター

テリー

テリー

  • 古びたクマのぬいぐるみ(テディベア)の怪異。人語を解し、人間の姿(茶髪のイケメン)にも変身できる。
  • たくさんの人の手にわたり辛い目にあうことも多かったことからダークヒーロー化。
  • 「家族だ」と言ってくれた、今の持ち主である隼人には恩義を感じている。
  • しかし基本ぬいぐるみ(かつ怪異)なので、人の心はない。
坂口隼人

坂口 隼人(さかぐち はやと)

  • 関西弁の大学一年生。基本明るくて気分屋。根はいい奴。大切なものを雑に扱われるとキレる。
  • なんとなく手に入れたテリーを、家族の一員のように感じている。
  • テリーが妙にイケメンなことに若干納得が行っていない。
  • 実は少し怖がり。しかしテリーにそう見られるのを良しとしていない。
えっちゃん

えっちゃん

  • 心霊スポットで二人を脅かした女性の幽霊。
  • キレた隼人に腕力でボコボコにされる。隼人へのリベンジのため、心身を鍛え始める。
  • いつの間にかテリーの忠実な部下として奔走することに。でも隼人とは口をきかない(ボコられた恨みで)。

ショートストーリー

おっさんは犬でした

突如あたりに響いたバカでかいくしゃみに驚く隼人。
くしゃみくらいでビビるなと相方をせせら笑うテリー。
そんな二人の前に現れた、意外すぎる「くしゃみの主」とは――?

本編でも登場したあの謎のキャラクターの背景がついに明らかに!?

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レビュー

もともとはテディベアだけど人の姿にもなれるテリー。
そんなテリーがバディ?の隼人くんと繰り広げるコメディのような怪異退治。
この2人の会話が最高に楽しくて、ホラーなんだけど何度も笑いました。
でも怖いシーンはキリリと怖いんです。ホテルのところなんかゾッとしました。
ある事件がきっかけでテリーの支配下になったえっちゃんがとても良い仕事をするのです。かっこいい。
このままいくと最強の集団が出来上がりそうですね。
テリーと隼人くんは来年もまたにぎやかにドタバタ怪異と過ごしてるんだろうな。
そんなテリーとの毎日は悪くない、と思わせる楽しいホラー(コメディ?)でした。

書店関係者

イケメンに化けたテディベアと、最高に不器用な関西弁男子による日常系ホラー。
関西弁の二人の掛け合いが、噛み合っているようで噛み合っていないときもあるし、とんでもない伏兵が登場します。
ちょっと怖いことが続くのに、ほんのりと温かな気持ちが残りました。
ぬいぐるみ大切にしていますか?
自分の負の感情をものにぶつけていませんか?
どれかに心当たりがある人におすすめしたいです。
テディベアは人の心がないと言いつつも、テディベアなりの気持ちがあります。だからこそ人間に化けてまで現世に留まっているのでしょう。
関西弁の隼人は巻き込まれ系男子で、なぜか怪異ものに好かれてしまうという特異な体質です。
二人のかけあいが楽しくて、じゃれあいながら、深く結ばれていく関係性が最高でした。
このバディ推したいです!ぜひ続編が早く出ますように。

レビュアー

擬人化できるテディベアと男子大学生のバディはきっとほんわかする物語に違いない。その考えはいい意味で早々に打ち砕かれました。
テンポのいい掛け合いと若さゆえの無謀な肝試しや怪異に立ち向かう様子が面白く、思ったより怖くないのかもと思っていたら、別の角度から殴られたような怖さに思わず悲鳴が飛び出しました。怖いのってそっち側!?と真相に驚くこと間違いなし。
ノリで怪異を煽ったり喧嘩を売り、無自覚に優しい言葉を口にする人たらしならぬ怪異たらしの隼人。そのせいで集まる怪異を蹴散らしながら、使えるものを全て使い怪異にお灸をすえるテリー。
怪異を怖がらないゆえの無謀な行動と、お互いの得意分野で活躍するバディの魅力に夢中になりました。まだ謎に包まれた部分や、これからも起きるであろう怪異現象がありそうなので、ぜひ続編を読みたいです。

レビュアー

テディベアは夜笑う

表紙
  • 著:鞠目
  • 装画:Ney
  • 発売日:2026年10月20日
  • 価格:781円(本体710円+税10%)

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