月野 十五 つきの じゅうご
月野郵便局の局長。
濃紺色の着流しを着た背の高い華奢な男性。
“大切なもの”をどんな人にも、どんな場所にも届けるため、月野郵便局で働いている。
宇佐美 羽留 うさみ はねる
月野郵便局の副局長兼秘書。
怒ると怖いが、根は優しく思いやりがあり、涙もろい一面も。
優秀な仕事さばきで郵便局を支えている。
七尾 ななお
コミュ力の高さが自慢の、何でもこなせる月野郵便局のハイスペックイケメン配達員(自称)。
いつも元気で局内を明るくしているムードメーカー。特技は姿を変えて誰にも悟られずに配達すること。
指先ひとつで言葉を送れる時代に、手紙で想いを届ける月野郵便局。
月野郵便局があれば、離れていてもつらくない。強い想いがあれば気持ちが届くから。
大切な人に届く手紙と想いの数々に感動しました。
宇佐美と七尾の漫才のようなやりとり、月野の保護者のような温かい空気が魅力的でした。
もし自分が月野郵便局に行けたら、誰に手紙を出すだろう……。自分の大切な人たちへの想いを改めて考えることができました。
ことのは文庫にぴったりな心温まるお話の数々でした。
レビュアー
なんて不思議で温かい物語でしょう。
月野郵便局で働く3人もとても個性的。楽しい職場の仲間であり、家族のような雰囲気も素敵です。
読んだ人それぞれに、あの人にこんなことを伝えられたらという思いが残ると思います。
勇気を出して思いを伝えることで、一歩踏み出すきっかけになるかもしれません。
もう二度と会えなくなった人とも繋がっているんだと感じ、じんわりと心に染みました。
レビュアー
大切な人へ、この本を手紙と共に送りたいと強く思いました。
それほどこの物語が、私の心に光を灯してくれた忘れられない一冊になると確信したから。
個性的なキャラクターが随所で心をほぐしてくれて、とても心地良い。
短編集なので、ひとつひとつの物語の余韻をしっかりと味わうことが出来て、胸がじわり温かくなる。
折に触れてこの物語を思い出しては、自分と向き合うことが増えていくのだろうなと思います。
素敵な物語に出会えて、心から幸せな気持ちになりました。
レビュアー